皆様こんにちはNovaEra谷里です。
猛暑続きの夏も過ぎ厳しい冬にむけて刻々と山が色づく季節となりました。
最近ありがたいことにご依頼やご相談を数多く頂戴しておりブログの更新が後手に回っていましたが、更新を再開いたします(汗)
さて、先日ホームページよりご依頼いただきました特殊清掃の施工が終了いたしましたのでご報告いたします。
19時ごろ会社の電話が鳴りヒヤリングすると、死後2日で孤独死した状態で発見され特殊清掃とご遺品の整理並びに家財の整理をしたいと緊急対応の要請でした。
翌日現地へ急行し見積もりをとりました。
リビング中央付近に体液が確認できたので体液を踏まない様に慎重に見積もり開始。
ご依頼者様も前日に室内に入られた様子で「臭いに敏感になってしまった。」と見積もりの時は中へ入らないとのことでした。
今回の様に孤独死や特殊清掃が必要な現場は大変ショッキングな状態になっていることが多いです。
当然、親族を亡くされた悲しみや様々な想いが入り混じる中に「孤独死」という予期せぬ突然な事態に驚き戸惑うことも多いはずです。
そうした状況から「お客様ファースト」でお見積もりから作業終了までどの様にしたいか、どの様なサービスを求めているのかをヒヤリングから察知し対処することに力を入れております。
少々脱線しましたが、お見積もりが終了し屋外にて見積もりの結果などを伝えヒヤリングをさらに進めました。
翌日から施工することに決まり早速作業開始です。
さしあたり作業環境を整えることも含め特殊清掃から始めます。
ハエやウジ等の害虫がいないことを確認し室内の換気を行います。
今回はリビング中央付近で亡くなっていましたので、カーペットやソファなど周辺の物を外へ運び出します。
体液がある部分だけを清掃しても、周辺の家具などに飛び散っている場合に臭いが取れない事や何処からともなく臭いが漂ってくる等作業効率が悪くなるからです。
専用の薬剤を体液にかけ血液と反応させていきます。血液を分解させて拭き取り。この作業を複数回繰り返します。
死後2日で発見されたこともあり体液の広がりはさほど広くありませんでした。
その後拭き取り作業を終え塩素系の薬品を噴霧し乾燥を待ちます。
その間に遺品整理も同時進行で進めており、リビングで通常作業ができる範囲まで特殊清掃が進んだ頃には二階部分の整理は粗方終わっていました。
特殊清掃をするにあたって家財道具が残っている状態だと十分に消臭作業ができません。なので、作業環境が整った状態で家の片付けを進め家が空っぽになった状態で再度特殊清掃の施工に移るというのがマストとなります。
作業途中にお客様が訪問され途中ではありましたがリビングの臭気を確認くださいました。
「すごいですね、、、まったくあの時の(発見当時)臭いがしないです。」っと驚かれていたのが印象的でした。
その後、家の片付けも終盤に差し掛かる頃、再度薬剤を一階部分全体に噴霧し拭き上げ→乾燥→薬剤噴霧→、、、を繰り返し特殊清掃
を終えました。
そのほかにも、家の売買も不動産会社を紹介させてもらい別途話を進めています。
併せて軽自動車も残ったので諸々の手続き込みで買取対応させて頂きました。
今回特殊清掃と遺品整理代あわせて約660,000円を頂戴し作業終了とさせて頂きます。
私たちは「一般社団法人 遺品整理認定協会」より任命された優良事業所として活動しております。
また、同協会より交付されている「遺品整理士」が在籍しており安心安全な作業を必ずお約束します。
お困りのご依頼に大小はございません。ご相談・お見積もりは無料でお受付いたしますのでお気軽にご相談ください。
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